2005年09月22日

Manjarinの夜

マンハリンに近づくと鐘が鳴らされ、オスピタレイロと何人かの若者に迎えられました。
そして、すぐにあたりが真っ暗になり、彼らの明かりを頼りにアルベルゲへ。
これまで我慢してくれていたかのように雨もしとしとと。

このアルベルゲは山小屋で、電気もほとんど通っていないようでした。
中に入ってみると本がたくさん置いてあるスペースや、調味料、野菜が大量に並べてある棚など、こぢんまりとした中でも片づいていました。

とりあえず荷物を置いて、テーブルに座らされお茶をいただいて。
暖炉に手をかざしながら冷え切った体を温めました。
その後、アルベルゲの周りでアヒルと戯れてると、、、

「グァグァグァ!ガガガガガガガ!!!!」
「痛ーーーーーーーーーーーーーーー」

スペインの山奥に日本語が響き渡りました。。。
痛かった。。。

Manjarin02.jpg
調味料が並べてある棚


Manjarin03.jpg
かろうじて豆球


マンハリンのオスピタレイロのトマスは宮崎駿に似たおじいさんで、彼の体験話が様々な巡礼者を呼び寄せます。


Manjarin04.jpg
この日泊まった仲間とオスピタレイロを助けている女性


Manjarin05.jpg
はしごを上るとマットがひいてある


シャワーもトイレもない山小屋でした。
雨の音も普段よりずっと聞こえていました。
屋根裏で何も考えず転がっていた6人。
暗い中話をして、自分の国のこと、これまでのこと、将来のこと。
狭い屋根裏がさらに狭く感じられました。


夜中、ふと目が覚めてトイレ。
あたりは真っ暗で、雨はまだ降り続いていました。
用を足して、濡れたまままた眠りにつきました。


結局起きたのは8時半。
朝食を頂いて、時間まで山小屋のお手伝いをした後セレモニーの始まりです。

その昔16世紀、エルサレムから歩いてきた美しいペリグリーナがこの村に泊まり、翌11時に発ちました。
その女性からはバラの香りがし、その香りが5日間続きました。
それから、アルベルゲが開かれました。
村が廃墟となった後もアルベルゲだけは残され、
そしてトマスも自分が巡礼者の時にその不思議な経験をし、オスピタレイロとして住み着くようになったそうです。
英語で、しかも人づてに聞いたことなので、これが本当の話かわかりません。
しかしセレモニーは毎日行われ、トマスは剣を振るいます。


Manjarin06.jpg
オスピタレイロのトマスとエンリケ


Manjarin07.jpg
マンハリンのアルベルゲ



セレモニーの後、アルベルゲを発ちました。


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posted by shinr at 22:47| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Camino de Santiago | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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