2005年10月14日

病いと人

今、研究の合間に読んでいる本。
哲学書みたいで、なかなか進まなくてまだ15ページ目だけど


私はいつも学生たちにこう言っている。「従来なら病的な現象に対する態度は<そんなものは消そう>Weg damitだった。しかし私はこう言いたい。君たちは病的な現象に対して<結構、しかしいまのかたちではだめだ>Ja, aber nicht soという態度を取って欲しい」。これはモラルの意味も持っている。われわれはたとえば、もっとヒューマンな、つまり人間的な態度をとるべきsolleなのだ。しかしこのモラル的・人間的な態度は、より現実にかなった態度でもある。君たちの教わっている世界像は、モラル不在というより、間違ったものなのだ。美醜だけの問題でも善悪だけの問題でもなく、それは同時に正しくない、間違いでもあるのだ。真善美を分けて、そのひとつに優先的な価値を与えるようなことはできない。価値というのなら、真善美の上位に位置して、それ自身からこの三つを生じさせるような価値をいうべきだ。この価値は一つの声をもっている。その声は「イエス」Jaという。その声は[現象について]「そのかたちで、ただそのかたちで」So, und nur soとはいわない。カントは物自体Ding an sichの[現象としての]認識の可能性を否定したが、これはこの態度の端緒を含んでいる。しかし端緒だけだ。カントの言い忘れたことがある。それは、善もけっして[現象として]絶対的には規定できないということだ。真善美はすべて、絶対的な規定のないできものだ。しかし肯定Jasagenは規定する。そして肯定は、そのようなものとして規定できる。


病いと人
医学的人間学入門

著者 V.vonヴァイツゼッカー
訳者 木村敏
発行 新曜社



ファジィですね。

うちの講座のボスがテストで出す言葉に
トレードオフバランシングというものがあります。
trade-off barancing
たいていのモノは一方をとればもう一方がダメになります。
硬さを求めると脆くなってしまうとか。
そのためヒトツの目標を定めて、その範囲に収まるように
硬さと脆さのバランスを取っていきます。
そのバランスを取るために必要な基準を仮定して
それが本当に正しいのかどうかを実験などで導いていく。

これで合ってますか?先生(笑)

材料だけでなくて色んな分野で行われている事ですが
基準をヒトツに定めることで曖昧さを排除しているのではないかと思いました。
肯定をスタートとしてファジィを排除していく。
「肯定から始まる会話」を今年の第二テーマとしているので、参考になったようなならなかったような。

mercury.jpg




posted by shinr at 20:20| 大阪 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こ・・・このホコリのつもった水銀の
瓶の意味は!?w ああ、そういえば
この前、温度計壊して中身の液体を
顔に噴射されて、狂い踊った先生おった
なぁw 中身、エタノールやって、本日
のお笑いヒーローとなったけどw
危うくイタイイタイ病・・・。
Posted by masawasa at 2005年10月16日 17:08
そうそう。水銀の取り扱いには注意してます。水銀リレーとか全部残しているし。
ただ、水銀も危険やけど、左後ろに隠れてるクロム系のモノも危険。。。
この水銀も、クロムも、いつからこの学校にあったんだろうっていう年代物で。
今回すべて廃棄処分となる予定でしたが、引越廃棄薬品リストから漏れていて、新校舎に移動。
現在は捨てられる日に備え、保管されてます。。。。
Posted by shinr at 2005年10月16日 23:47
検索でこのページに引っかかる人がちらほら・・・
上の記事、そのまま書いても正解ではないですよ(笑)
Posted by shinr at 2006年05月22日 06:49
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